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水辺の鳥、カモの仲間、カモ科

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マガモ

【分類】
カモ目、カモ科

【現れる時期による分類】
冬鳥。
北海道から南西諸島まで全国的に渡来。
北海道と本州中部の山地では少数が繁殖。

【全長】
50cm~65cm。

【外観の特徴】
繁殖期のオスは黄色のくちばし、緑色の頭、白い首輪、灰白色と黒褐色の胴体とあざやかな体色をしている。
メスはくちばしが橙と黒で、ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色のふちどりがある羽毛におおわれる。
非繁殖期のオスはメスとよく似た羽色になるが、くちばしの黄色が残るので区別できる。
幼鳥は、くちばしに褐色みがある。

【習性】
非繁殖期は、湖沼、河川、海岸に生息。
群れを形成して生活。
越冬中の10月末~12月につがいを形成し、春には雄雌が連れ立って繁殖地へ渡る。
繁殖期は湖沼、池、湿地の周辺の草地などに生息する。
繁殖期は4~8月で、水辺に近い草地の地上に座って首で引き寄せられる範囲の草をあつめて浅い皿状の巣を作る。

【鳴き声】
飛び立つ際、大きな声で「キュユユ、クワワワ」。

【食性】
植物食が主の雑食。
水草の葉や茎、植物の種子、貝などを食べる。
水にもぐれず、水中に首を突っ込んだり逆立ちしたりしてえさをとる様子がよく見られる。