ブッポウソウ目カワセミ科

カワセミ物語 愛媛編 Ⅱ

カメラを持って動いていると、よく声をかけられます。
「何かいますか?」とかで始まって、たまには長話になることも ♪ 
以前に掲載したカワセミの写真は、
偶然出会って意気投合した女性と一緒に撮りました。
初対面の方の車に乗り込み、冒険ができるなんて‥これもカメラのおかげです。
   
今回は、道後公園のお堀で見つけたカワセミの写真をアップします。  
まずは外堀にいた2羽のカワセミから。
 
ひとつ枝に仲良く並んで。
右のカワセミ君、羽を広げてツバメになりました。  
「よ~し、今日は羽を広げて「ツバメ」のお稽古だ ♪」
「まぁ あなた、カワセミとしてのプライドは?」
  

見てみろ、このポーズ。どうだ、なかなかなもんだろう?
ダメだわ、もう付き合ってらんない。

あっ‥


なにも怒ることないじゃないか‥。
男のロマンを解ってくれよぉ。

な~んてことを言ったかどうか定かではありませんが、
なかなかに面白い光景でした。

下のカワセミも、道後公園の外堀で見つけた女の子。
下の嘴が赤いのが はっきりと判ります。

「うふっ、どう?私の後ろ姿?」

「これは 私が川エビをゲットしたときの写真。
かわいいだけじゃなくて、狩りの腕もなかなかのものなのよ。」

で‥下の2枚は内堀にいたカワセミ君です。
なんでも内堀はドブさらいをしたせいで餌がなくなってしまったとかで
もっぱら出没するのは外堀ばかりでした。
北海道に戻る日が迫った頃、やっと内堀でその姿を発見!
あぁ、もうちょっと早くここで見つけたかったなぁ。

尾羽にちょっぴり日の光が‥。

たくさんの人がベンチに座って景色を楽しんだり、本を読んだり。
その前で、カワセミ君はダイビング!
写真を撮っている私を見て、初めてカワセミの存在に気付く人々。
「へぇ、ここに こんな鳥がいるんですか?」

そうなんです。そんなものです。
見ようと思わなければ気付かないものって たくさんあるんです。
そういう私も ついこの間まで、カラスとスズメと鳩くらいしか知りませんでした。

ずいぶん時間がかかってしまいましたが、
故郷愛媛で見た野鳥の紹介も終わりました。
いよいよ次回からは北海道で見つけた野鳥の登場です ♪
う~ん、何の写真を載せるかなぁ。

POSTED COMMENT

  1. ジョン より:

    愛媛、カワセミ物語の完結編ですね。
    面白かった・・・・!!

    さて、次は・・・楽しみですね。

  2. sorapuchi より:

    私も森でカメラを持っている人を見掛けるとついつい「何かいますか?」と声を掛け、ちゃっかり隣りに相席させてもらっています。時々、人を寄せ付けない異様なオーラを放っている方もおりますが・・・。
    ツバメのポーズのカワセミは面白いですね。 これは求愛のポーズのつもりなんでしょうかね?
    川エビを咥えたカワセミにダイビングするカワセミ・・・
    どれも決定的瞬間を捉えた写真に感動致しました。
    道後公園・・良い処ですね、いつの日か訪ねてみたい場所です。

     

  3. ニック より:

    ツバメのカワセミ、面白いです。
     男心は複雑でナイーブです(クスッ)、良くぞ理解されて
    カワセミ劇団の寸劇を完成されましたね。
     同じ趣味の人と接することは楽しい物です・・・おまささんの経験は、おっしゃる通りカメラが取り持つ冒険でしたね! 別な、いい想い出が出来たのでは・・

  4. おまさ より:

    ジョン様

    ここに戻ってから既に1ヶ月近く。
    更新をサボっていたので、ちょっと焦っております。
    頑張らねば‥。

  5. おまさ より:

    sorapuchi 様

    特に私のような新米バーダーにとって、
    現場での情報やアドバイスは なくてはならないもの。
    皆さまのご親切に甘え、なんとか鳥見を続けております。
    ありがたや、ありがたや。

    このポーズ‥何かの意味があるのかどうか?謎です。
    カワセミの求愛ダンスなんて聞いたこともないし‥。
    ただの日光浴だったのでしょうか?
     
    道後公園は小さな公園ですが、私は好きです。
    機会があれば、奥様やそらち君、いころちゃんといらしてみてください。
     

  6. おまさ より:

    ニック様

    カワセミツバメ‥。実は、この写真を見た友人の発想です。
    聞いて、なるほどと納得。早速ブログに使わせてもらいました。
    カワセミ劇団の寸劇、お気に召していただけましたか?
    ひたすら真っ直ぐに飛ぶカワセミ君、ツバメのように くるくると
    飛んでいるところを見せたかったのかもしれませんねぇ。

    ガーデニング仲間に鳥見仲間。仲間が増えるのは楽しいことですね。
     

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。