タカ目タカ科

野付半島  オオワシ、オジロ編

先日、写真仲間数人と 冬の道東に行ってまいりました。
野付、羅臼、釧路と、長く憧れていた場所とあって 
出発前からテンションは上がりっぱなしでした。

旅は、野付半島から始まりました。

野付は、根室半島と知床半島のちょうど中間に位置する
全長26Kmの小さな半島です。
島全体が砂嘴(さし)と呼ばれる、海流によって運ばれた砂で成り立っています。
厳冬の根室海峡上空を舞うオオワシ。
カムチャッカで繁殖したオオワシたちは、冬越のため
その多くが 野付半島に渡って来ます。
美しい姿ですね~。

雪をかぶった波けしブロックの上で、ひと休みのオオワシ数羽。
手前の子は、まだ幼鳥。
成鳥とはずいぶん羽色が違います。
近くにはアザラシ風の死体が横たわり、
カラスが群れ、キツネがそばを歩いていました。
オオワシたちも、アザラシを狙って集まっていたのでしょう。

オオワシの幼鳥に追い出された、オジロワシの成鳥。

やがて陽が傾き、温もりのある光がオオワシを包み込みます。

ナラワラで見た夕日

地平線に沈む太陽は雲に阻まれて見ることができませんでした。
それでも‥美しい野付半島は十分に感動を与えてくれました。

ありがとう、野付。

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