前回と少しダブりますが、改めて早朝のグランドキャニオンの風景を掲載します。
場所は、昼間にも行ったマーサポイント(Mather Point)。
日の出の景色には定評がある所です。
マーサポイントには、宿泊しているマズウィックロッジ(Maswik Lodge)から
ビレッジ・ルート(Village Route)のシャトルバスに乗れば簡単に行くことができます。
バスは日の出1時間前から午前6時30分までは30分おきに出ています。
目覚ましで飛び起き、大急ぎで身支度をすませ、クッキーを口に放り込み
よし、行こう!
真っ暗な道を懐中電灯で照らしながら、バス乗り場まで移動。
ほどなくやって来たビレッジ・ルート(Village Route)のシャトルバスに乗り込みました。
無料シャトルバスは、ホントに旅行者の強い味方です。
バスの中の人はわずかでしたが、マーサポイントには既にたくさんの人がいました。
日中は長袖のシャツに上着1枚あればいいようなサウス・リムの気温でしたが、
日の出前となると話は別です。
みんなフードを被って、手はポケットの中でした。
この日はあいにく山頂付近に雲がかかり、感動的な日の出は見られませんでしたが、
太陽が顔を見せると辺りは霧に覆われ、神秘的な景色に早変わり。
太陽が顔を見せると辺りは霧に覆われ、神秘的な景色に早変わり。
単調に見えた岩山は陽の光で色づき始めました。
やはり、朝晩のグランドキャニオンは昼間のそれとは違って見えます。
徐々に明るくなり、これからは野鳥や小動物ウォッチングです♪
グランドキャニオンの岩山を背景にポーズをとってくれたのは、
カリフォルニア・ジリス(California Ground Squirrel)でした。
ここにも居た!
可愛いですね。
アップでみるとこんな感じ。
カリフォルニア・ジリスは、グランドキャニオンのあちこちで見ました。
そして、餌を与えないでという看板も!
野生動物を守るという意味もありますが、
リスが人に媒介する病気を防ぐことが 主な理由のようです。
オプショナルツアーに同行していた日本人ガイドさんは、
もしリスに噛まれたらすぐに病院に行って血清を打ってもらいます。
血清の代金が250ドル、罰金が250ドルで、合わせて500ドル。
絶対に近づかないようにと、繰り返し話していました。
なので、決して自分からは近づかず写真は望遠で撮りましたが、
人馴れしているせいか、向こうの方から寄って来ます。
特にブライト・エンジェル(Bright Angel)のジリスは、かなりのものでした。
でもおかげで、この子の特徴がよく分かります。
硬そうに見える薄茶色の背中の毛には、細かな白い斑点がびっしりとついていました。
あちらこちらから、ひょこっと顔を出します。
こちらは、シマリス(Chipmunks)。
宿泊したマズウィックロッジ近くの岩場で見つけました。
あちらこちらで見かけるジリスと違って、見たのはこの1回だけ。
数が少ないのか、用心深いのか、いずれにしろラッキーでした。
こちらで見るシマリスより、背中の縦じまが少し薄い気がします。
北海道のシマリスは正確にはシベリアシマリスというらしいから、
アメリカ西部のシマリスとは種類が違うのかもしれませんね。
いよいよ紹介する動物が少なくなってきました。
今回の旅で撮った生きものの写真、次回が最後になりそうです。
今回の旅で撮った生きものの写真、次回が最後になりそうです。
雲がかかったとはいえ、雄大な日の出の景色ですね。
何か叫びたくなりませんでしたか?
カリフォルニア・ジリスの立ち姿を見て、プレーリードッグを思い出しました。
やはり、どこでも野生の生物にエサを与えるのは、規制されているのですね。
ジャニーギター様
誰も人が居なかったら叫びたかったのですが、ちょっと人が多すぎました。^^
ジリスの立ち姿、なかなかでしょう。
私も同じように、プレーリードッグを思い出しました。
野生動物への餌やりを禁じている国は多いと思いますが、「動物に触れると罰金」というのは初めてで驚きました。