一昨日、苫小牧方面へ行ってまいりました。
蝦夷梅雨に入る前に、新緑のウトナイや北大研究林を
見ておきたかったからです。
体調不良でどうなることかと思いましたが、ギリギリセーフ。
‥のはずでしたが、苫小牧に近づくにつれ
フロントガラスが濡れてきました。
ウトナイのサンクチュアリに着いたときは、霧雨が降っていました。
しばらく見ないうちに、ウトナイの森はすっかり初夏の装いになっていました。
「チョッ、ピン、チャカチャカ」
エゾセンニュウの鳴き声が、そこここから聞こえてきます。
目を凝らして声の方を探しますが、ダメ。
藪の中に潜まれると、お手上げです。
森のあちらこちらに、ズミ(エゾノコリンゴ)が咲いていました。
看板には
「勇払平原の代表選手。
昔はエゾノコリンゴの花見の名所がたくさんあったんだって。
秋には小さな赤い実がなるよ。」
と、ありました。
風に乗って甘い香りが届いてきます。
霧雨で、蜘蛛の巣がきれいに見えました。
イソシギのデッキまで歩きましたが、
肉眼で確認できた野鳥は求愛給餌中のカワラヒワとアオジくらいで
後は センダイムシクイやエゾセンニュウ、ウグイスの鳴き声が聞き取れただけ。
鳥見には厳しい季節になりました。
木道を引き返す途中に、大きなレンズを持った2人の男性に会いました。
「去年この先でマダニにやられましてね。
笹薮の裏に居るんですよ。
だから、これ以上先には進まないことにしているんです。
ここで噛まれたことはないですか?」
それを聞いた途端、背中がムズムズと痒くなりました。
道の駅側では、羽を傷めたオオハクチョウが2羽
のんびりと餌を食べていました。
和むなぁ~。
続いて北大研究林。
秋も美しいけれど、新緑の季節の美しさも引けを取りません。
秋も美しいけれど、新緑の季節の美しさも引けを取りません。
シダの新芽って、赤茶色なんですね。
ナルコユリかな?アマドコロかな?
開けた草地でアカハラが相手をしてくれました。
他にもキバシリやキビタキ、キジバト、ヒヨドリ、マガモ(オス)
ゴジュウカラを見ました。
ゴジュウカラを見ました。
それから、駆け抜けるエゾリスを1匹‥。
撮影日 2012/6/12
撮影場所 苫小牧市
空気まで染まりそうな緑、みどり、ミドリに感動です。
すばらしい~!!
sorapuchi 様
水面に映り込んだもうひとつの森。
ホント~にきれいでした。
sorapuchi さんなら いい写真を撮れるだろうなぁ‥。