日中は暖かく春を思わせる陽気ですが、朝晩はまだ冬の北海道。
枝先にしがみついた葉が凍えて見えます。
キバシリの背中の向こうから朝日が差し込み
ハシブトガラが陽気に唄います。
視線を感じ顔を上げると、
エゾリスがこちらをじっと見つめていました。
まるで おとぎ話の世界に居るような不思議な感覚。
ツグミが振り返り
「それ以上は近寄らないで。」と言いました。
森は歓びに満ち溢れてて、私の空想癖を刺激します。
もしかしたら、間もなくやってくる春のせいなのかもしれません。
撮影日 2014/3/24
撮影場所 苫小牧市