鵡川の赤い鉄橋の上に、オジロワシがとまっていました。
見つけてすぐに、手前の1羽がバサバサと飛び立ちました。
ちょっとだけ場所移動です。
遠くて豆粒でも、羽を広げると大きく見えます。
さすが、オジロワシ。
オジロワシは全部で3羽。
飛んだのは若鳥のようです。
よいしょ。
はい、着地。
再び飛んでくれるところをと、カメラを構えて待ちますが
全く動く気配がありません。
まぁ電車が来れば さすがに飛び立つだろうと、ここはちょっと我慢です。
20分、30分、40分、50分。
嘘‥。来ない。
電車が現れたのは、更にそれから20分程経ってから。
白地に青、ピンクのラインがいかした単行列車です。
さぁ、これで舞台は整った。
オジロよ、遠慮なくお飛び~!
プァーン!プァーン!
‥‥‥
えっ、
飛ばない?
電車が派手に警笛を鳴らしながらオジロワシの真下を通過したというのに、
ワシは3羽とも、どこ吹く風といった様子で 微動だにしませんでした。
もくろみ、失敗です。
それでも退屈はしませんでした。
それに、あのタンチョウの親子まで見ることができたのですから。
タンチョウには縁があるようで、鵡川に出向く度に出会っています。
遠くて写真の出来はいつも今ひとつですが、
それでも仲睦まじい親子の姿を見られ、大満足です。
魚を追うユリカモメの群れに出会いました。
初めて見る狩りの光景は、それはそれは迫力満点でした。
そのお話は次回に‥。
撮影日 2014/11/20 ・ 撮影場所 勇払郡
鉛色の空、赤錆色のトラス橋に止まるオジロワシ・・今回も良いものを見せていただきました。
図太い神経のこのワシ達は何を狙っているのでしょう?
産卵を終えたサケ、それともししゃもかな。
それにしても鳥がいっぱいですね。さすが北海道って感じです。
次回のユリカモメの狩り・・・楽しみに待っております。
オジロワシ達は獲物を探す様子もなく、ただのんびりと休んでいるように見えました。
川には大量の小魚(すみません。魚のことは何も分かりません。)がいたのですが、
それには無関心のようでした。ユリカモメは夢中でしたけれど。
岡山は紅葉の時期なのですね。