風の強い日は波だって高い。
湾内に避難する水鳥がいるかもしれない。
もしかしたら普段見ないような希少種に出くわすかもしれない。
湾内に避難する水鳥がいるかもしれない。
もしかしたら普段見ないような希少種に出くわすかもしれない。
そんな期待に胸を膨らませながら
漁港を隅々まで見回しました。
係留された船の後ろに
ホシハジロの群れを見つけました。
沖の方に ホオジロガモの姿がぽつぽつ見えます。
岸壁近くにいた1羽のメスが驚いて飛びたったけれど、
強い向かい風で ほんの20m飛んだだけ。
滞空時間の割に進みませんでした。
おむすび頭のホオジロガモは、しきりにこちらを気にしながら
更に泳いで逃げます。
悪いと思いつつ 笑ってしまいました。
クロガモ(オス)は、
「これくらいの波はなんでもないよ。」
といった様子で平然と泳いでいます。
ヒドリガモが岸に舞い下りました。
風でヘアースタイルが乱れています。
岸壁のすぐそばに座り込んだ番いは、
のんびりと羽づくろいを始めました。
珍しい鳥はいなかったけれど、
船や岸壁を風避けにする 賢い水鳥に出会えました。
飽きることのない愉しい時でした。
撮影日 2014/3/14
撮影場所 勇払郡