ミサゴは鳥を始めた頃からの憧れの鳥です。
美しいフォルム、羽に描かれた繊細な紋様、白い足。
そしてなによりも、魚を捕える豪快な狩りの瞬間。
その魅力を数えあげたらきりがありません。
先日、頭首工の電線にとまっているミサゴを見つけました。
一心に川面を見つめています。
風に揺れる電線で、バランスをとりながらひたすら獲物を探しているようです。
川には遡上するシャケが入っていましたが、ミサゴの獲物としては大きすぎるのでしょうか。
眼中にないように見えました。
時折飛び立つのですが‥
すぐに電線に舞い戻り、また食い入るように川面を見つめます。
2時間ほど粘ったのですが、
適当な獲物を見つけることができなかったのか
ミサゴが狩りを試みることは1度もありませんでした。
それでも間近に見たミサゴは美しく、十分に私を満足させてくれるものでした。
あのミサゴ、今日も電線にとまっているのでしょうか。
そうだとしら、今日はちゃんと魚が捕れますように‥。
撮影日 2014/1024 ・ 撮影場所 勇払郡