- ら
- り
- る
- れ
- ろ
- ラムサール条約
読み方:らむさーるじょうやく
正式には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」という。
水鳥の重要な生息地である湿地の生態系を守る目的で制定された。
1971年イランのラムサールで開催された国際会議でこの条約が採択されたため、一般的にはこう呼ばれる。
締結国は重要な湿地を指定し、指定湿地は事務局の登録簿に登録される。
また、締結国は指定湿地の適正な利用と保全について計画をまとめ、実施する。
日本は1980年に加入し、この年、最初の指定湿地として釧路湿原が登録された。
締結国は154ヶ国、登録湿地は1634ヶ所(2007年1月現在)。
日本での登録湿地は33ヶ所で、ウトナイ湖、風蓮湖・春国岱、谷津干潟、片野鴨池は当会のサンクチュアリでもある。