野鳥の用語集です。趾とは?

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読み方:あしゆび

趾とは、鳥類特有の足のつま先に該当する部分。
鳥類の趾では、第5趾が完全に退化しており、基本は4本の趾を持つ。
第1趾が後方を向く形が多く、これは木の枝を掴む際に好都合な形状をしている。
この場合を三前趾足(さんぜんしそく)と呼ぶ。
それぞれ第1趾(後趾)、 第2趾(内趾)、 第3趾(中趾)、 第4趾(外趾)の様に別称がある。
ダチョウ目のエミューでは、第1趾が退化して三趾となっており、ダチョウではさらに第2趾が退化して二趾(第3趾、第4趾)となっている。
キジ類のうちのウコッケイは、例外的に趾が五本ある。