スズメの仲間、ニュウナイスズメの野鳥図鑑です。

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水辺の鳥、スズメの仲間、ホオジロ科

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ニュウナイスズメ

【分類】
スズメ科

【現れる時期による分類】
漂鳥。

【全長】
14cm

【外観の特徴】
オスはスズメに似ているが頬に黒点がなく、頭部と背面はスズメよりもあざやかな栗色をしている。
メスは薄茶色で、太い黄土色の眉斑が目立つ。

【習性】
日本では主に北海道の平地の林や本州中部以北の山地で5月から7月にかけて繁殖し、関東地方以南の暖地で越冬する。
繁殖期以外はニュウナイスズメ単独種で群れをつくるが、少数の場合はスズメの群れに混じる。

【鳴き声】
地鳴きはチュッ、チョッなど。
さえずりはチュチュ チ-チュ チ-チュなど複雑に早口で鳴く。

【食性】
雑食。
樹上や地上で採餌。
繁殖期には樹上で昆虫を食べる。
基本的にはイネ科などの雑草の種子食が中。
地面が露出しているような雑草地の地上で、落ちている種子をついばむ。
春には桜の木に集まり、花をついばみ、夏の終わりから秋にかけては、イネ科の未熟な種子などをついばむ。