シギ・チドリの仲間、アオアシシギの野鳥図鑑です。

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水辺の鳥、シギ・チドリの仲間、カモメ科、シギ科、チドリ科

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アオアシシギ

【分類】
チドリ目、シギ科、クサシギ属

【現れる時期による分類】
旅鳥。春と秋の渡りの時に全国的に渡来。沖縄県では少数が越冬。

【全長】
約32cm~35cm

【外観の特徴】
雌雄同色。
類似のシギ類と比べて、細身でスマートな体形。
コアオアシシギよりふた回り大きい。
夏羽は頭上から体の上面は灰色で、黒い斑がある。
腹、腰、上尾筒は白い。冬羽では頭から頸にかけて、白い部分が増える。
くちばしは灰黒色で、やや上に反っている。
足は緑青色だが、黄色みを帯びているものもいる。特に幼鳥の足は、ほぼ黄色である。

【習性】
非繁殖期は、干潟、河口、水田、湖沼等に生息する[4]。単独か小群を形成していることが多い。
繁殖期は、湿地や草原に生息。
水深の深いところでは体を浮かべて泳ぐこともある。
地上に営巣する。

【鳴き声】
飛びながら「ピョピョピョ」「チョーチョーチョー」。

【食性】
動物食で、昆虫類、両生類、甲殻類、小さな魚類などを捕食。
普通は浅い水辺を活発に歩きながら採食しているが、時には水の中にくちばしを開いたままつけて前進しながら採食することもある。