- セイタカシギ
【分類】
チドリ目、セイタカシギ科【現れる時期による分類】
留鳥。【全長】
40cm【外観の特徴】
長い脚が特徴。
和名もこの脚に由来する。
足は赤または桃色で、翼は灰色、首筋から腹部にかけては白い。
くちばしは黒。
夏羽では頭頂部から後頭部にかけてが黒くなり、冬羽では白または灰色になる。
オスは背面が光沢を帯びた黒色、メスは背面が褐色がかり、頭部は少々灰色がかる。【習性】
湿地、干潟、湖沼や水田などに生息。
繁殖期は番いで生活し、なわばりを持つ。
非繁殖期は番いを中心とした家族が集まって群れを形成する可能性がある。
脚が長いぶん、干潟などの浅瀬で競合するサギや他のシギ・チドリ類よりも深い場所にまで足を延ばすことができる。
日本での繁殖時期は4-6月で、水際の見通しのよい場所に枯れ草などを重ねて営巣する。【鳴き声】
「ピュウ」「ケッケッ」「ケレッ、ケレッ、ケレッ」【食性】
動物食。
長い脚で水辺を歩き回り、昆虫や小魚、エビやカニなどを食べる。
淡水域を好むが、海水域でもエサをとる。