スズメの仲間、ヒバリの野鳥図鑑です。

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水辺の鳥、スズメの仲間、ホオジロ科

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ヒバリ

【分類】
スズメ目、ヒバリ科、ヒバリ属

【現れる時期による分類】
留鳥。

【全長】
17cm

【外観の特徴】
雌雄同色。
後頭の羽毛は伸長する。
オスは頭部の冠羽をよく立てるが、メスはオスほどは立てない。
上面の羽衣は褐色で、羽軸に黒褐色の斑紋が入る。
下面の羽衣は白く、側頸から胸部にかけて黒褐色の縦縞が入る。
胸部から体側面にかけての羽衣は褐色。
外側尾羽の色彩は白い。
初列風切は長く突出する。次列風切後端が白い。
くちばしは黄褐色で、先端が黒い。
後肢はピンクがかった褐色。
卵の殻は灰白色で、灰色や暗褐色の斑点が入る。

【習性】
草原や河原、農耕地などに生息。
上空を長時間停空飛翔したり、草や石の上などに止まりながら囀る。
繁殖期が始まるとオスが囀りながら高く上がって行く「揚げ雲雀」を呼ばれる縄張り宣言の行動は古くから親しまれている。
地表に窪みを掘り植物の葉や根を組み合わせたお椀状の巣をメスが作る。
繁殖期にはつがいで生活し、非繁殖期には小さな群れで生活する。

【鳴き声】
「ピーチュク」「ピーパル」

【食性】
食性は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べるが昆虫、クモなども食べる。
地表を徘徊しながら採食を行う。