スズメの仲間、ノゴマの野鳥図鑑です。

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水辺の鳥、スズメの仲間、ホオジロ科

  • ノゴマ
ノゴマ

【分類】
スズメ目、ツグミ科

【現れる時期による分類】
夏鳥。

【全長】
15.5cm

【外観の特徴】
上面が緑褐色、胸部から腹部にかけての下面が汚白色の羽毛で覆われる。
体側面は褐色みを帯びる。
眼上部にある白い眉状の斑紋(眉斑)とくちばしの基部から頸部へ向かう斑紋は白く明瞭。
くちばしは黒い。
後肢の色彩は薄いオレンジ色。
オスの喉は赤い斑紋が入る。
メスの喉は赤い斑紋が入る個体もいるが面積が狭く、多くの個体は喉が白い。

【習性】
平地から亜高山帯にかけての草原や灌木林に生息し、渡りの途中や越冬地では森林に生息することもある。
秋季から冬季にかけては小規模な群れを形成して生活することもある。
繁殖期に縄張りを形成し、オスは草の上などで大声で様々な囀りを行う。
倒木の下などに枯葉や根などで皿状の巣を作る。

【鳴き声】
「キョロキリ」「キョロキリ」「キーキョロキーチリリ」。

【食性】
食性は動物食傾向の強い雑食で、主に昆虫類を食べるが果実も食べる。